突然の後肢麻痺を呈した猫:肥大型心筋症に伴う動脈血栓塞栓症の内科治療【症例紹介】2025.07.14ブログ猫の後ろ足が動かない?それは血栓症のサインかもしれません はじめに「猫が急に立てなくなった」「後ろ足が冷たい」「鳴いて痛がっている」そんなときに疑われるのが、**動脈血栓塞栓症(ATE)**です。今回は、9歳の猫が突然後肢麻痺を起...続きはこちら
頻発する発作と失神を呈した猫:完全房室ブロックの診断と治療方針【症例紹介】2025.07.14ブログ猫の発作・失神の原因が完全房室ブロックだった症例と治療の選択肢はじめに猫の発作や失神、てんかんとは限りません「急に倒れた」「けいれんのような発作を繰り返している」そんなときに疑われるのがてんかんですが、実は心臓の不整脈が原因となるケースも少...続きはこちら
心疾患と誤診されやすい犬の咳:気管支炎の診断と治療【症例紹介】2025.07.14ブログ症例犬(チワワ)、12歳、避妊♀ 主訴1ヶ月くらい前から咳が増えている。他院で心臓病と診断され、内服薬を処方されたが改善しないとの主訴で来院されました。 シグナルメント元気・食欲:異常なし体重:2.2kg、心拍数:110...続きはこちら
猫の胸腺腫:外科手術で根治を目指した成功症例【症例紹介】2025.07.14ブログ猫の胸のしこり、それは「胸腺腫」かもしれません はじめに猫の胸部X線検査で偶然発見される「しこり」や「影」。肺の病気が疑われる中で、見逃してはならないのが前縦隔腫瘍=胸腺腫です。今回は、健康そうに見えながらも胸部腫瘍が発見された猫...続きはこちら
若齢猫の腹膜心膜横隔膜ヘルニア:外科的整復による治療【症例紹介】2025.07.14ブログ猫の腹膜心膜横隔膜ヘルニア|先天性異常の外科治療と良好な予後 はじめに猫の呼吸が速い・胸に影がある…それは先天性ヘルニアかもしれません「子猫の呼吸が浅い」「レントゲンで心臓が大きいと言われた」そんなときに疑うべき疾患の一つが、**...続きはこちら